1954年のUSAFの資料(1)

先日まではネイビーの資料を紹介したんですけど、今回からUSAFの資料を紹介します。1954年10月に発行されたUSAFの資料で、以前、ブログでもチラッとだけ紹介したことがありました。

この中に Procedures for Handling Flying Clothing という章があるので、そこからかいつまんで何点か。資料の発行された時期はちょうど朝鮮戦争が休戦になった直後です。いったいどんな飛行服が載っているのでしょうか。
個々のアイテム云々の前に、サイズの測り方だの、アイテムごとのサイズ分布だのを紹介しておきましょうか。

これが分かるとどんなサイズが本当にレアなのかわかるので、ごく一部のサイズごとのコレクターさん (世界で二人くらいかな?) には楽しい情報でしょう(笑)。WW2中のAAFの飛行服のサイズ分布は以前ブログでも紹介したことがありましたね。

 ←サイズの測り方

・身長:頭のてっぺんから靴の底まで
・ソデ長:腕を水平にあげてから60°に下げ、背骨・肩・ヒジ・手首の順に
・胸囲:できるだけ腕の付け根の位置で
・ウェスト:骨盤直上の位置で
・股下:軽く脚を開いた状態で股から靴底とかかとの接点まで

 
↑K-1スーツ、L-1スーツ、B-15系ジャケットのサイズ分布

それぞれ右端の数字が、予測されるUSAF人員の分布をパーセントに換算したものです。なんでスーツだけ有効数字のケタがムダに大きいんでしょう(笑)。K-1、L-1スーツならMEDIUM-REGULARが最も多かったんですね。あれ?K-2A、K-2Bとかには触れないのかな? ま、微差は気にしてないんだろうな。

一方、その下のB-15ジャケット系のタイトルではB-15ABCDがみられますね〜。ヘンなの。B-15Dはこの時期に確実に存在したんだなフンフン。これって、ABCDなんかの個別の数ではなくて、ざっくりとくくった数が書いてあるだけなのか。なんか残念ですけど、在庫管理の資料じゃないし仕方ないか・・・。

この表で見ると、ジャケットのサイズ36、38が全体の71%です。日本人にちょうどいいサイズが中心なんですね。今のアメリカ人の体型とは雲泥の差ですね(笑)。

 
↑R-1ジャケット、E-1、D-1、A-11パンツのサイズ分布

この表は超マニアックなR-1ジャケットやR-1パンツの情報が載ってます。後日、時間があれば紹介します。サイズ分布は不明ですね。

あと、この表にはD-1、A-11、E-1パンツのサイズ分布が載ってます。ウェストサイズ30と32で全体の77%にもなるのか。確かにそんな感じかも。A-11Bなんてウルトラ級の珍しさなのに、こういうサイズ分布の山に隠れて分かりにくくなってますけど、ほとんど発注なんてなかったんだろうなぁ。「古い型のA-11Aがまだいっぱいあるでしょ!」とかいわれて。

ちなみに、この資料にはこの時期にはすでにMIL仕様書ができていたはずのMA-1ジャケットの名がありません。まだスタンダードではなかったんでしょうね〜。


■オマケ■
今日のオマケはアメリカのギブソン・バーンズのコマーシャル動画です。



M422Aを 「エム・フォー・トゥー・トゥー・エー」と呼んでますね。日本ではまったく知られてないブランドですけど、こういう中心人物が目に見える形で紹介してくれると信頼感がぐっと強くなりますよね〜。今後はブランドでもショップでもこういうコマーシャル動画の利用が主流になりそうです。

もうひとついっちゃいますか!ここではスクワドロン・パッチの製作苦労話が聞けます。本当に好きな人が中心にいるというのがカッコいいのでした。




※カウントダウンあと10日・・・。


calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM