WW2中のサープラスの広告

今日ご紹介するのは軍の資料じゃなくて、戦争中のサープラス屋さんの広告です。昨日のサープラスということばで急に思い出しました。

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上はロイ・パリスというサープラス屋さんのカタログに載っていたもので、発行年は1944年5月のようです。戦後の1946年のロイ・パリスのカタログは弊著FULLGEARのp151でも紹介しました。

1944年ってまだ戦争の真っ最中のはずなのに、軍のB-3ジャケットなんかがもうサープラスとして出回っていたんですね〜。夏の超特価!9月1日までの限定価格!みたいに書かれています。

で、そのお値段。
B-3ジャケット $47.5→$28.5
A-3トラウザーズ $52.5→$31.5
B-3/A-3セット $100→$60

B-3安っし〜(笑)。トラウザーズの方が高いんですね。この時代の値段なんか聞いてもわかんねぇ〜よという方のために。そうだなぁ、1943-1944年のシアーズのカタログなんかだと、普通の革ジャンで$10くらい。上質なウール製の3ピース・ビジネス・スーツで$30くらい。パテック・フィリップの腕時計で$400前後。ますますわかんないか(笑)。結局、このB-3に関していえば、服としてみるなら激安というほどでもないといったところでしょうか。

上の写真は写りが悪いですけど、どうみても軍で使用していた本物です。まだ戦争してるっつうのに、サープラス屋で普通に売ってたというのには驚きました。前線でもまだ使っていることだってあったろうに、一般人がそれと同じ装備品を買えちゃうというのは、なんか感覚的に不思議です。それだけ物資があふれていたということでしょうけど。

ちなみに、サイズは36から48までというから、相当な数が一気に放出されたんでしょうねぇ〜。今売ってればあねぇ。あ、この時期のものは破れちゃうからダメか・・・^^

・・・

ついでだから、シアーズの1943年秋冬のカタログに載ってるB-3風、A-2風のジャケットも紹介しておきましょう。

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↑の詳細は省きますが、ホンモノではありません。それ風の市販品です。弊著にも書いたとおり、WW2中のジッパーなんて確実に錆びるから、例えば右のA-2風のなんかは当然ジッパーを使ってません。ボタンフロントです。また、この時期、ホースハイドは戦略物資に指定されていたから、素材はホースハイドよりも高価であったろうゴートスキンです。

当時の一般市民用のカタログも結構おもしろいんですよ〜♪



※オマケ情報
先日のMIL-S-18342のブログの下のほうにオマケを追加しておきました。


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