バックルねた6

バックルねた第6回。
(そろそろマジでパソコンが限界みたいです・・・。)



(※なんでこんなネタを?という方はこちらをどうぞ。)
今日のバックルは 『PAT. MAR.13.1888』 と刻印された、妙に手の込んだ一品です。蛇足ながら刻印について補足しておくと、1888年3月13日に特許登録されたバックルですよという意味です。

素材は黒い部分は鉄で、表面には黒の塗料が塗布されています。金色の部分は真鍮(ブラス)です。横幅は約26mm。ワイヤー・プロングならぬ、プレート・プロング(板状の針)です。クイッと曲げられたプロングの先端がグッときます。メーカーは間違いなくウェスト・ヘーブン・バックル社でしょう。

刻印された特許情報は以下のようなも(下図)のです(一部の図だけですけど)。

 ←ハイド氏の特許(1888年3月13日)

特許の出願人はウェスト・ヘーブン・バックル社のハイド氏。バックルの発明家としては前述のハーツホーン、ケルシー氏に並ぶビッグ・スリーといっていいでしょう。このハイド氏はこの特許の一年前(1887年)にも、これにそっくりな特許(下図)を取得しています。

 ←ハイド氏の特許(1887年9月)

そして、ハイド氏は時をほぼ同じくしてこんな特許(下図)も取得しています。四角いフレームで構成されたよく見かけるアレっぽいバックルです。

 ←ハイド氏の特許(1887年9月)

この四角いフレームのバックルがいつから登場したのかは、実はよく分かりません。南北戦争(1861〜1965年)に関わるジャンク品ではよく見かけるのですが、不思議なことに特許は見つからないのです。このヘンも次回以降にもう少し掘り下げてみます。

さて、今日紹介したバックル、今日でもウェスト・ヘーブン・バックルのブランドを語る看板(下図)に使われているほど有名(?)なものです。



このバックル、機能としては完璧だったのか、120年たった今日でも同じ形状で販売されているのでした。例えばこちら

ということで続きは次回まで。いつになることやら・・・。


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