バックルねた1

それではさっそくバックルねたの第1回。



(※なんでこんなネタを?という方はこちらをどうぞ。)
今日ご紹介するバックル(写真上)には 『PATENT 1855』 と表記されています。特許を調べる限り、この形式のバックルでは最古のものです。素材はブラス(=真鍮)で、横幅は26.5mm。全体に曲線的で、どことなく女性的なイメージが漂っています。

特定の名称は今日ではないようですが、後年の1885年の特許の文中では 『ハーツホーン・バックル』 と表記されています。また、より一般的な呼称を探るなら、例えば、1930年代のメーカーのカタログ等によると 『ワイヤー・プロング・バックル』 と呼ばれている例があります。プロングとは突起のことです。(もちろん、隠語もありますが・・・)

こちらのバックル、特許によると、登場したのは表記のように1855年。出願者はハーツホーン氏。前述の 『ハーツホーン・バックル』 の元になった名前ですね。メーカーはコネチカット州にあったウェスト・ヘーブン・バックル社のようです。このウェスト・ヘーブン・バックル社は創業1843年ですが、現在は会社ではなく 「ウェスト・ヘーブン・バックル」 というブランドになっているようです。



表記された 『1855』 は特許の登録年を表しています。当時の特許制度なら有効期間は17年なので、1872年まではこれと同じものを他社が無償で作るわけにはいきません。よって、この刻印があるものは1855年から1872年のものと考えていいでしょう。

もちろん、特許を権利の主張というより、老舗の証明!的にとらえ、特許が切れた後も表示し続けるリーバイスなんかの例はありますが、基本的には効力を失った後は表記しないのが普通です。

話はズレまくりますけど、最古のリーバイスのパンツのバックルってどんなのなんでしょう。パンツは1873年からなんでしょうから、1872年まで表記されたであろう 『PATENT 1855』 のバックルがついているとも思えないけど・・・。

あれかな、リーバイスよりも古いワークウェアメーカーだったらこの 『PATENT 1855』 のバックルがついてたりして? 

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